弁護士費用特約を使用して当事務所に依頼して、依頼から3週間で夫婦合計で100万円以上の増額がされた事例
保険会社提示額
90万円
最終獲得額
195万円
ご相談内容
被害者 | 40代会社員男性、40代主婦 |
---|---|
部位 | 首 |
傷病名 | 外傷性頸部症候群、腰椎捻挫 |
獲得金額 | 195万円 |
夫婦で車に乗っているときに追突事故に遭って夫婦ともに首のむち打ちと腰椎捻挫になり半年間治療した。怪我はよくなったので後遺症はない。
相手方保険会社から夫婦ともに各々慰謝料45万円ずつ支払うとの内容で示談書が届いた。この内容で示談していいものか分からないので相談したい。夫の名前で弁護士費用特約に加入している。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
入通院慰謝料 | 90 | 160 | 70 |
休業損害 | 0 | 35 | 35 |
合計 | 90 | 195 | 105 |
単位:万円 |
保険会社からの事前提案での慰謝料の算定はいわゆる自賠責基準で算定されており、弁護士が介入して裁判基準で慰謝料請求すると増額されるのはほぼ間違いない事例だったので、担当弁護士はその点を依頼者に説明しました。また妻の方はパートはしているものの正社員として勤務している夫の分まで家事をしているということだったので、家事従事者の休業損害(主婦休損)を取得できる可能性があることも説明しました。
弁護士費用については、弁護士費用特約を使用すると夫婦ともに弁護士費用の全額が保険会社から支払われるので事実上無料であることを説明して受任しました。そしてただちに裁判基準での慰謝料請求及び主婦休損の請求をおこなって増額の交渉をしました。
解決内容
慰謝料を増額させ、さらには主婦休損を取得し、事前の提案よりも夫婦合計で105万円の増額をした内容で示談しました。相談を受けてから解決までの時間は受任から3週間であり、非常にスピーディーでありこの点も喜ばれました。
所感(担当弁護士より)
むち打ちや腰椎捻挫などの比較的軽い怪我を負って一定期間治療して後遺症が残らない程度に治癒したという事例は、交通事故事件で非常に多いです。このような事例では大きな怪我で後遺障害が認定された場合のように劇的な増額がされることはないですが、それでも弁護士介入により相当程度の増額がなされることが多いです。
弁護士費用特約を使用すると、相談料、着手金、報酬など全ての弁護士費用は事実上無料になります。そのため弁護士費用特約が使用できる場合は保険会社から事前提案が来たら必ず弁護士に相談すべきです。
本件は後遺障害が認定されるような事例ではないですが、弁護士費用特約を使用することで無料で弁護士を介入させて、短期間で相当額の増額を得ることに成功した事例です。
その他の解決事例
眼の骨折をした事例で当初認定の12級から異議申立により併合8級に等級を上げて、さらに逸失利益についても詳細な主張をして合計4000万円以上の賠償金を得た事例
保険会社提示額
0万円
最終獲得額
4100万円