ご相談内容

バイク事故に遭って、足を脱臼骨折した。ひと月半ほど入院してその後1年近く通院した。

治療が終わって後遺障害の申請をしたが非該当という回答であった。痛みはまだ強く残っている。仕事にも支障をきたしているので、賠償金を増やしたい。

サポートの流れ

本件では事故の態様、怪我の態様及び相談者の現在の状況を聞いたところ、異議申立をすることにより等級認定の判断を覆せる可能性がありそうに思えたので、当事務所は本件に関する資料を取り寄せて顧問医に送り、スクリーニング調査をしてもらいました。

すると顧問医から、画像所見の内容が痛みを証明し得るに十分なものであると回答がきました。

その後担当弁護士は、主治医に対して後遺障害診断書の追記修正の依頼をかけて、後遺障害診断書の内容を強化しました。

さらに顧問医と打ち合わせをした上で、本件では非該当の認定が明らかに不当であるという内容の詳細な意見書を作成し、これを添付して異議申立をおこないました。

結果として非該当の判断が覆って後遺障害12級13号が認定されたので、当該等級に基づき弁護士基準による最大限の請求を保険会社におこなって交渉しました。

解決内容

慰謝料、休業損害、逸失利益等で2,100万円の賠償金を獲得しました。

所感（担当弁護士より）

後遺障害が認定されるかどうかで、賠償金の金額は大きく異なります。とくに本件では後遺障害12級が認定されたので、非該当である場合に比べて1,500万円程度の大きな増額を得られました。

自賠責調査事務所の初回の認定は、それが不当である場合が散見されます。このような場合は異議申立をすべきです。

当事務所は高度な専門知識を有する顧問医と強固に連携しており、この連携によって異議申立による後遺障害の等級を獲得した例が多数あります。

後遺障害についての等級認定及び賠償金の増額は、当事務所がもっとも力を入れている分野です。後遺障害についてご相談がある方は、是非ともお問合せ下さい。初回相談料は無料です。